Photo: Maki Itasaka
作品
「金の道 / Golden Routes」
制作年:2019
素材:キャンバスにアクリル/エナメル塗料 [91.5×91.5cm]
プロフィール
1946年ミャンマーのヤンゴンに生まれ制作活動を行う。独学で美術を学び、アーティスト仲間と1989年に「Inya Gallery of Art」(ミャンマーで最初の現代アートギャラリー)を設立。1968年にヤンゴン大学で心理学の学士号を取得後、1970年にはアーティストとしてミャンマーでの現代アート運動に参加し、キュービズムを実践する。
1971年、ヤンゴンのAlliance Franfceで最初のグループ展に参加。1980年には抽象的な表現に挑戦し始める。1996年にはヤンゴン大学近くにあるJudson Hallで、コンセプチュアルアート作品を発表。最初のインスタレーション作品は「エゴイスト」、そして後に広く知れ渡る「ライフ」と言うライフパフォーマンスアートである。
1996年以降は一連のドローイングシリーズの中で、自己変革として、洗練された線と、白黒をベースにした独自のスタイルを確立し始めた。2002年のフィリップモリスアートアワードで優秀賞を受賞した「母へのオマージュ」は、手漉き和紙に一本の線が描かれている。更には粘土や陶器、木や砂の彫刻の制作も手掛ける。国内外60以上の美術展に出品、またシンガポールやマレーシア、タイ、インドネシア、ベトナム、マカオ、カンボジア、香港、台湾、日本、オランダ、ロンドン、ドイツ、フィンランドやアメリカでもアートパフォーマンスを行っている。
会場